屋上防水工事とその種類について

屋上と聞いてパッと思いつくのは、ビルやマンション、鉄筋コンクリートで建てられた住宅が挙げられます。

基本的に木造住宅では屋根のため、“屋上” というものはほとんど存在しません。

屋根と屋上とで、防水工事の仕様が違うのも当然のことです。

屋上の防水には、材料や種類、工事内容の異なるいくつかの方法があります。

■シート防水工法

この工事に使われるシートの特徴は、伸縮性、弾力性に優れていることです。

建物というものは、長い年月の中で自然の力などにより、変化してしまいます。

直接、動きを感じられる(見る)ことはなかなかないかとは思いますが、一番わかりやすいもので例えると、地震です。

この動きに対して有効的なのが、伸縮性、弾力性に富んでいるこの工法だといえますが、下地処理がとても重要です。

主に使われるシートの種類は、ゴム系、塩ビ系などがあります。

■塗膜防水工法

新築時に行われることはごく稀で、屋上の改修工事での需要が高いです。

(ただし、FRPなどを用いた一部の防水工事を除く)

シート防水などに比べて、屋上の形状が多少複雑になっている場合でも、安易に施工可能で、防水層の仕上がりも、継ぎ目がなくシームレスで見た目もきれいなことが特徴です。

主に使われる材料は、ウレタン樹脂系、軟質ポリエステル系などがあり、FRP防水も、塗膜防水の一種とされています。

■アスファルト防水工法

その名の通り、アスファルトを使用します。

屋上の防水工事では、最も一般的に多く採用される工法で、耐久年数が圧倒的に長いことが特徴です。

平均して、だいたい15年~20年の耐年数が標準ですが、50年以上改修することなく、現役の防水層として活躍しているものもあり、非常に信頼性が高いです。

特にビルの屋上の多くがこの工法を利用しています。

自然環境は季節や地域によって異なりますが、雨や雪など空から降ってくるものがほとんどです。

それを、一番最初に受け止める場所である屋上の防水は、建物を守るための重要な工事です。

どんなに優れた防水であっても、自然の力にはかなわない部分もあるため、定期的に屋上の状態を確認しましょう。

 
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